LOVE COLORの本体である共栄安全有限会社(昭和50年共栄社として起業)は、安全用品や防災用品などを取り扱い産業安全・地域防災などに貢献してきました。
2011年、震災にみまわれた東日本各地の「まち」の復興に多くの「ひと」が汗を流しているシーンを目の当たりにし、全国各地から集結したボランティアを応援したい、日頃から地域での小さなコミュニティを作っておかないと災害が発生したときに大変なことになるということを痛感し、地域での小さなコミュニティを活性化するための事業としてオリジナルのチームTシャツの製作を主体とする「LOVE COLOR 事業部」を同年6月に立ち上げました。
屋号の「共栄(共に栄える)」ことを新規事業で実現するため、オリジナルTシャツで、NPO法人や地域ボランティア・スポーツ少年団活動などを応援することこそが、「ひと」と「まち」が元気になり、「共栄(共に栄える)」の社会が実現すると考えました。

代表取締役・酒井孝之は、大学在学中に東南アジア・南アジア・ヨーロッパなどを貧乏旅行し、インド・カルカッタの「マザーハウス・死を待つ人の家」でのボランティア活動で得た経験や、たくさんの出会いに恩返しするために「人の役にたつ」生き方を志しました。
大学卒業後に下関に帰郷後、下関市社会福祉協議会主催の「若い人のためのボランティア入門講座」の受講をきっかけに、下関青年会議所へ入会。さまざまな地域活動に関わり、多くのボランティア活動団体と深くかかわる経験を積んでまいりました。
また、下関市市民協働参画審議委員や下関市市民活動支援補助金審査会の会長などをつとめ、地域の課題を解決したいと活動の輪を広げようと尽力しながらも慢性的な資金不足や人員不足に悩まれている団体とたくさん交流し、応援したいという思いを募らせました。